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2021.10.11

公演終了のご報告

『醉どれ天使』は明治座・新歌舞伎座での全公演を終えることができました。

各地で温かい拍手をいただきまして、誠にありがとうございました。

皆様にまたお会いできる日を楽しみにしております。


「醉どれ天使」キャスト・スタッフ一同

2021.09.12

舞台映像公開!


2021.09.08

吞べえ達のおつまみ弁当 ≪お持ち帰り限定≫ のご案内

吞べえ達のおつまみ弁当 ≪お持ち帰り限定≫

外呑みになかなか行けない今のご時世、家呑みのお供になるお惣菜メインの折詰弁当をご用意いたしました。
『醉いどれ天使』ご観劇後、是非ご自宅で舞台の余韻と共に明治座の味をお楽しみください。
ご注文はご観劇日の2日前までインターネット予約「席とりくん」にて承ります。

2021.09.05

初日開幕!舞台写真とコメントが届きました!

醉いどれ天使_舞台写真
撮影:田中亜紀

醉いどれ天使_舞台写真

■桐谷健太コメント
今、日に日に全体がパワーアップしているのを感じますし、稽古をしていない時も、その時代や松永の感情が流れ込んできて、どんどん変化していくのを感じます。他のキャストの皆さんも力強いうねりのようなエネルギーが1つになったり、ぶつかりあったり、色んなところで刹那の強い渦が現れて、とても刺激的です。きっと毎回違う世界が生まれるのだろうとワクワクしております。
戦後の闇市で、明日も見えない中、必死で今を生きる人たちの姿は、きっと観る人の心を揺さぶる何かがあると信じています。
全員でエネルギーや波動を惜しみなく出していきますので、ぜひ劇場でギンギンに感じて頂きたいです。

醉いどれ天使_舞台写真

■高橋克典コメント
黒澤明監督のどの作品も、若い頃から何度観たかわかりません。この「醉いどれ天使」も然り。三池監督から聞いたところによると『醉いどれ天使』は戦後すぐに作られた、当時の4年後くらいの希望のエネルギーに溢れた作品であると。戦後の焼け野原の中から力強く立ち上がり必死に生きる全ての登場人物たち。その生き様に心打たれます。僕が演じる真田は、幾重にも挫折を重ね、医者としての真っ当な心を持ちながらも酒に溺れる街の医者です。昔確かにいた、街ののんだくれの頑固オヤジですね。桐谷健太さん演じる松永と出会い、ぶつかり合いながらも共に生きる中でどう変わって行くのか、ぜひご覧になっていただきたいと思います。戦争や、あの焼け野原、屈辱、絶望を知らぬ我々現代の若いキャストではありますが、今また別の形で生きるのが困難なある種絶望と圧力の下、三池崇史監督の元、明日への希望を振り絞り、在る命の価値を感じ、演じられたらと思います。人生における時期も含め、とても今の自分に合った役だと感じています。素晴らしいスタッフ、魅力的な共演者達と一緒に演じられることが嬉しく、役者としてのやりがいを感じています。是非劇場で、この熱くエネルギッシュな舞台をご覧ください。



舞台『醉いどれ天使』の初日が開幕しました。
公演は9月20日(月祝)まで明治座にて、その後、新歌舞伎座にて上演いたします。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

■公演情報・当日券情報はこちら⇒



醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真

醉いどれ天使_舞台写真
2021.09.05

ライブ配信決定のお知らせ

■ライブ配信概要

【配信日時】
9月20日(月)開演12:00 終演15:20(予定)※休憩1回含む

【配信サイト】
料金:<Go Toイベントキャンペーン適用価格>2,880円(税込)(定価3,600円)
販売期間:9月13日(月)10:00~9月23日(木)21:00 
※Go Toイベントキャンペーンとは?
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって甚大な影響を受けている文化芸術やスポーツに関するイベントの需要喚起を目的とした事業です。
経済産業省 Go Toイベントキャンペーンページはこちらをご覧ください。


料金:有料会員登録1,430円(税込)/月額 ※追加料金なし


【見逃し配信】
準備でき次第~9月23日(木)23:59まで

※予定は変更になる場合がございます。ご了承ください。


2021.09.05

物販のお知らせ

醉いどれ天使_パンフレット表紙

公演パンフレット
定価:2,400円(税込)
体裁:A4変形/P72


キャストひとりひとりのインタビューは勿論、『醉いどれ天使』の設定を掘り下げた作品紹介、キャスト陣の座談会などなど、72ページという大ボリュームで作成いたしました!
劇場およびオンラインストア・明治座横丁にて販売中です。この機会にぜひお買い求めください。


2021.09.05

上演時間のお知らせ

上演時間は【一幕】95分【休憩】30分【二幕】75分を予定しております。(9.8update)
2021.09.04

メディア情報(9.14)

※下記情報は予定です。 急きょ変更になる可能性もございます。

9月14日(火)
新R25/Cyber Now
高橋克典インタビュー

9月6日(月)22:00~
しゃべくり007/日本テレビ
桐谷健太、高橋克典、渡辺光出演!

9月6日(月)19:00~
有吉ゼミ/日本テレビ
田畑智子出演!

9月6日(月)9:50~
ノンストップ/フジテレビ
桐谷健太、高橋克典、佐々木希出演!

9月5日(日)21:00~
桐谷健太出演!

9月5日(日)
FRaU web/講談社
佐々木希インタビュー

9月4日(土)21:00~
桐谷健太出演!

9月1日(水)
eclat/集英社
高橋克典インタビュー

9月1日(水)
クランクイン/ブロードメディア
佐々木希インタビュー

9月1日(水)23:00~
TOKIOカケル/フジテレビ
桐谷健太出演!

8月31日(火)22:00~
高橋克典出演!

8月28日(土)14:28~
おかべろ/関西テレビ
※フジテレビ8月29日(日)25:30~
桐谷健太出演!

8月26日(木)19:56~
「ゴチになります!」桐谷健太出演!

8月26日(木)19:00~
VS魂/フジテレビ
髙嶋政宏出演!

8月25日(水)
元気読本/オアシス
髙嶋政宏インタビュー

8月24日(火)23:59~
高橋克典出演 !

8月24日(火)
SPICE/イープラス
佐々木希インタビュー

8月23日(月)
RanRanEntertainment/オフィスムジカ
三池崇史インタビュー

8月20日(金)
髙嶋政宏インタビュー

8月19日(木)
THE SANKEI NEWS/産経新聞社
桐谷健太インタビュー

8月19日(木)
夕刊フジ/産経新聞社
「ぴいぷる」佐々木希インタビュー

8月19日(木)
OZmall/スターツ出版
篠田麻里子インタビュー

8月17日(火)19:00~
オモウマい店/日本テレビ
篠田麻里子出演!

8月16日(月)
健康365/いちばん社
髙嶋政宏インタビュー

8月16日(月)18:45~
高橋克典出演!

8月14日(土)11:05~
桐谷健太出演!

8月13日(金)23:00~
全力!脱力タイムズ/フジテレビ
高橋克典出演!

8月10日(火)
婦人公論/中央公論新社
桐谷健太インタビュー

8月5日(木)
awesome!/シンコーミュージック・エンタテインメント
桐谷健太インタビュー

8月1日(日)
SANSAN/朝日生命保険相互会社
桐谷健太表紙・インタビュー

8月1日(日)
STORY/光文社
桐谷健太インタビュー

8月1日(日)
ゆうゆう/主婦の友社
高橋克典インタビュー

7月27日(火)
STAGEnavi/産経新聞出版
桐谷健太インタビュー

7月26日(月)19:00~
桐谷健太出演!

7月24日(土)19:56~
高橋克典出演!

7月20日(火)8:00~
『スッキリ』/日本テレビ
桐谷健太、高橋克典、髙嶋政宏出演!(9:45ごろ クイズッス)

7月12日(月)23:00~
高橋克典出演!

7月8日(木)20:00~
高橋克典出演!

7月4日(日)15:00~
18時台に登場予定
桐谷健太、高橋克典、篠田麻里子生出演!

6月25日(金)
STAGE SQUARE/日之出出版
桐谷健太インタビュー

6月17日(木)25:00~
TOKYO SPEAKEASY/TOKYO FM
桐谷健太生出演!

2021.08.31

東京公演(9月3日・4日)中止に伴うチケットの払い戻しのご案内

東京公演【9月3日・4日】の中止に伴い、該当公演のチケットをご購入のお客様には、払い戻しをさせていただきます。
払い戻し方法は購入先や購入方法によって異なりますので、お持ちのチケットをご確認のうえ、お手続きくださいますようお願い申し上げます。

払い戻し対象公演

9月3日(金)12時開演
9月4日(土)12時開演・17時開演

【払い戻し受付期間】 9月1日(水)~9月25日(土)
※購入方法により、一部受付期間が異なります。

詳しい払い戻し方法につきましては、こちらをご確認ください。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

株式会社明治座
2021.08.27

東京公演初日延期のお知らせ

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

『醉いどれ天使』は9月3日(金)の東京公演開幕に向けて劇場外部施設にて稽古を進めておりましたが、8月中旬の定期検査に於いて、公演関係者に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されました。これに伴い一旦稽古を休止し、一週間後にあらためて公演関係者にPCR検査を実施した結果、昨日までに全員の陰性が確認されましたが、初日を迎えるまでの十分な準備期間が確保できないため、誠に残念ながら9月3日(金)、4日(土)の3公演を中止させていただき、東京公演初日を9月5日(日)12時開演に延期させていただくことといたしました。
中止となる公演の観劇を楽しみにされていたお客様には、深くお詫び申し上げます。


【中止公演】

9月3日(金)12時開演
9月4日(土)12時開演・17時開演


9月5日(日)からの公演の再開に際しましては、感染症の専門医の指導のもと、ガイドラインに則り、感染予防の取り組みを行ってまいります。お客様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

『醉いどれ天使』の上記中止対象公演の観劇チケットをご購入済みのお客様には、払い戻しをさせていただきます。既に観劇チケットをお持ちのお客様は払い戻しの際に本券が必要となる場合がございますので、大切に保管くださいますようお願い申し上げます。払い戻しに関する詳細は追って、本サイトにてご案内いたします。
なお、個人のプライバシーにかかわるお問い合わせに関しましては、お答えいたしかねますので、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。


株式会社明治座




2021.08.04

『醉いどれ天使』スポット15秒公開!


2021.08.02

コメント映像<髙嶋政宏>編!




髙嶋政宏コメント
映画『醉いどれ天使』は数え切れないくらい何度も観てきた作品です。それを舞台化する。しかも三池崇史監督の演出で。その興奮は凄まじかったですね〜。だいたい僕は、舞台に出演するときは自分の感覚だけで“これは絶対面白い!”と感じたら台本読まずにお受けするんですが、今回はその極めつけ!
黒澤明監督作品を初めて観たのは小学校高学年くらいのときです。最初は『用心棒』から入ったんですが、当時は『燃えよドラゴン』や『ジョーズ』が流行っていて、僕もブルース・リーとスティーブン・スピルバーグにハマっていたところに、日本にも三船敏郎というこんなカッコいい俳優がいるんだ、こんなに偉大な映画監督がいるんだと大変な衝撃を受けたことを覚えています。そこから『椿三十郎』『七人の侍』と観ていって、いまだに三船さんは僕のヒーローなんです。デビューして数年たって、ある映画のパーティーで一度だけお会いできたんですが、それからさらに観漁った時期にこの『醉いどれ天使』と出会うわけです。あのギラギラした松永。台詞は何を言ってるのかわからないところもありますが、その勢いには息をするのも忘れるくらい!『醉いどれ天使』は、その勢いが肝。もちろん舞台では、あまり早口にならず聴き取れる滑舌で頑張ります(笑)
その『醉いどれ天使』で、岡田という役をやれるというのは非常に感慨深いものがあります。松永の前に現れる最大の“壁”と言っていい役ではありますが、岡田も夢半ばで死んでいく儚いヤツなんですよ。そんなことをふまえて、エンターテイメントに仕上げてお客様を最後まで飽きさせないようにしなければ!といまは気合い入れています。様々な色を見せていかないと「面白かったね」とは言ってもらえないと思うんです。「すごかったけど疲れたね」ではいけない。エンターテイメントとして、どう魅せるかですよね。明治座という大きな舞台でどう表現するのがいいのかということも稽古で探っていくことになると思います。
でも脚本は、どちらかというと明治座ではなく、僕が好きでよく行く下北沢の本多劇場のような、小劇場の匂いがプンプンするんです。それを明治座で上演するというのが面白い。すばらしいと思いました。また、昭和の匂いも濃いんです。聞くところによると、いま上演するからこそ、あえて昭和のまんまをやることをポリシーとしているということだったので、それが今の若い世代には新しく映るという面白さもあるかもしれません。ビジュアル撮影の雰囲気も、僕はもう昭和のヤクザかシチリアのマフィアかという感じですからね(笑)何か匂い立つようなものがあって、皆さんが目にする写真は、最高のものが出来上がったんじゃないでしょうか。ただし、このまま稽古場に行ったら、三池監督に「内に入り込みすぎだよ」って言われそうですが(笑)
僕にとっては、念願の三池監督との仕事。『殺し屋1』が大好きで人間を縦に真っ二つに切るあのバイオレンス、もう最高です。そこから察するに、僕とはまた違ったフェチの変態だと思うので(笑)そんな話も楽しみながら柔軟に稽古ができたらいいなと思います。それから、松永と岡田の立ち回り、いやもう殺し合いですね、それをどう演出してくださるのか。ギリギリのところでの戦いを怪我のないように(笑)やりきりたい。そして、それはやはり生で観ていただくのが一番だと思うんです。生身の人間が吐き出す声やほとばしる汗を感じて、人間が生きているっていうことを観ていただけたら何よりです。
2021.07.26

コメント映像<篠田麻里子>編!




篠田麻里子コメント

今回最初にうれしかったのが、演出の三池崇史監督とまたご一緒できることでした。監督とは、映画『テラフォーマーズ』、ドラマ『魔法×戦士 マジョマジョピュアーズ』という、両極端にあるような(笑)、2作品でお仕事させていただきました。カッコいいものからかわいいものまで手がけられる幅広さはさすがだなと当時も感じていたんですけど、今度は舞台ということでまた違う三池さんの演出が受けられるのではないかと今から楽しみにしています。また、一見怖そうな監督ですが、実はお茶目でやさしくてかわいくて、一緒にお仕事していて本当に楽しい方です。
また、黒澤明監督の映画がどう舞台化されるのかということも、今から楽しみで仕方ありません。映画は、メインキャストの方のみならず周りの隅々の方まで、演じているのではなくその世界に生きているなと感じられて、その時代に生きている人たちがそこにいるということがとても魅力的でした。今観ても色褪せずに、そしてみんなが黒澤映画に憧れるのは、だからなのだろうなと思ったのですが、その雰囲気を舞台でどう表現していくのか。私もしっかりその時代に生きる人になりたいと思います。
演じる奈々江は、町を仕切っている松永の恋人として登場します。でも、松永の力が弱くなるともっと強いほうについていこうとする。私は戦後を知らないですけど、あの時代の女性が大変な世の中を生き抜くには、そうせざるを得なかった部分もあると思います。だから、奈々江がなぜここまで上に上がろうとするのかというのを自分の中で追求していくと、すごく楽しいです。実際、映画では描かれていないところまで、今回の舞台では描かれていくので。ひと言で悪女と括ることのできない芯の強さや、逆の弱さやもろさ、切なさまで自分が体現することができたら、奈々江の人間らしさが見えて、この役が面白いものになるだろうなと思っています。
ビジュアル撮影では、まず表面の凛とした強さは引き出していただけたのではないかなという気はしています。あの時代独特の髪型も撮影しているうちに馴染んできて(笑)、これが奈々江なのだなと思えてきました。稽古ではさらに、特に松永に対する思いなど、内側を深めていって、蓬莱竜太さん・三池監督が描いた奈々江になっていきたいですね。あと、ダンスシーンも奈々江の見どころのひとつなので、どんな感じになるのかはまだわかりませんが、妖艶さのある魅力的な感じが出せるように頑張りたいと思います。
錚々たる皆さんが揃っている今回の座組に入れることも、私にとっては大きな喜びです。お芝居って、自分から出すものももちろんありますけど、相手からもらって何かが自分から引き出されるということもすごく多いと思うので、先輩の方々のお芝居から、自分が思い描いている奈々江がどう広がっていくのかが楽しみです。それから、佐々木希さんと田畑智子さんは、私と同じくお子さんがいらっしゃってお母さんの先輩でもあるので、働く女性として母として勉強になる部分もいっぱい吸収できたらなと思っています。
みんなが苦労して、みんながどうしていいかわからない状態だった戦後は、今のこの大変な状況にも重なるのではないかなと思います。だからきっと、この登場人物たちと一緒に生きる意味ってなんだろうとと考えたり体感したりすることが、少しの希望になるのではないかなとも思います。演じる自分にとっても、毎日毎日違っていて新しいものが生まれてくる舞台は楽しい場所。お客様と一緒に何かを発見していけたらうれしく思います。
2021.07.24

『醉いどれ天使』スポット30秒公開!


2021.07.19

本日、製作発表記者会見を行いました!

☆☆☆☆☆★19_0003
(後列左から)三池崇史(演出) 篠田麻里子 田畑智子 蓬莱竜太(脚本)
(前列左から)佐々木 希 高橋克典 桐谷健太 髙嶋政宏

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☆☆☆☆☆★19_0025
脚本:蓬莱竜太

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演出:三池崇史

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桐谷健太

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高橋克典

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佐々木 希

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田畑智子

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篠田麻里子

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髙嶋政宏

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撮影:田中亜紀



【登壇】
脚本:蓬莱竜太 演出:三池崇史    
出演:桐谷健太 高橋克典 佐々木希 田畑智子 篠田麻里子/髙嶋政宏

公演は、9月3日(金)~9月20日(月祝)明治座にて、10月1日(金)~10月11日(月)新歌舞伎座にて上演いたします。

※ただいま先行予約受付中!

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
2021.07.12

コメント映像<田畑智子>編!




田畑智子コメント

三池崇史さんが演出され、蓬莱竜太さんが脚本を書かれる。そうお聞きしたときから、ワクワクとドキドキが止まりませんでした。まず三池さんは、以前に一度、『夜叉ヶ池』という舞台でご一緒したことがあって、絶対にまた三池さんの演出作品をやりたいと思っていたんです。というのも、当時、私は舞台がまだ2作目で、作品自体も泉鏡花原作の奥の深いものだったので、自分は何もできなかったという心残りがあって。三池さんの演出には、舞台ってこんなにスタイリッシュでカッコよく作られるものかという驚きを感じつつも、あまりお話もできませんでしたから。リベンジではないですが(笑)、少しでも成長した自分を見てもらいたいなという気持ちがあるんです。
また、蓬莱さんの脚本は、『母と惑星について、および自転する女たちの記録』の初演と再演で経験させていただいていて、思いが乗せやすい柔らかい言葉を使っていらっしゃって、台詞がすんなり入ってきた記憶があります。今回の脚本も、登場人物それぞれに、温度とか匂いとかその人が背負っているものが感じられて、蓬莱さんの言葉によって、キャラクターの色や形が浮き彫りになって、人間の厚みがより出ているような感じがします。読み始めたらノンストップで「もう終わってしまった!」という感じでしたし(笑)、これがどんなふうに立ち上がっていくのか、とても楽しみです。
『醉いどれ天使』については、恥ずかしながら今回初めて知りました。黒澤明監督の作品ということで身構えて観始めたんですけど、松永と真田のやりとりが心地よく、たまにそれが滑稽に見えることもあって、とても楽しく拝見しました。ほかの黒澤さんの作品もそうですが、人間として魅力的な人たちがたくさん出ているなという印象で、カメラワークなど作り方も斬新で。だから映画の原点と言われ、海外からも高い評価を受けているんだな、やはり観ておかなきゃいけないものだなと、改めて感じました。
私が演じる美代も、その魅力的な人物たちのひとりです。彼女は、ある過去の出来事から身を隠すようにして真田の診療所に住み込みで働いているんですけど、脚本を読むと背中を丸めているイメージはなくて。その出来事は美代に相当なダメージを与えていると思うんですが、それでも前向きに生きていこうとしているんです。だから、ちゃんと地に足をつけて、スッと背筋を伸ばして、まっすぐ前を見てという感じで、舞台に立っていたいなと思います。もちろん過去に凄まじい経験をしてきたということもしっかり内に抱えながらですけど。でも、面倒見がいいところもありますし、芯の通った強く温かい女性に見えたらいいなと思っています。
ビジュアル撮影は楽しかったですね。私自身、昭和レトロな感じが好きで、よく久世光彦さんの作品で戦中戦後の話を演じてきて慣れ親しんできた世界でもあるので、久々にこういう世界に入れるのは嬉しく、本番でもどんな格好ができるのか楽しみです。それから、撮影スタッフの方々のイメージをお聞きしながら、「美代はそんなふうにも見えるのか」という発見があったり。美代という人間を深く厚くしていけたらなと改めて思えて、とてもいい時間を過ごせました。
これから稽古に入りますが、楽しみがいっぱいです。松永と真田のぶつかり合いは、きっと温かいものが生まれるでしょうし。生きようという熱を持った人たちがぶつかり合っていく物語なので、すごくいい相乗効果でお芝居が出来上がっていくんじゃないかと思うんです。今は大変な時期です。でも、舞台を観て少しでも忘れていただいて、その熱量を感じていただければと思います。

2021.07.05

コメント映像<佐々木 希>編!




佐々木 希コメント

舞台に出演するのは2度目なので、とても緊張しています。今回お話をいただいた時は驚きました。でも、初舞台の時に、すごく緊張しながらも終わった後には、挑戦できて良かったなと思える経験ができたので、また挑戦したいという思いがどんどん湧いてきて、今回出演させていただくことを決めました。
黒澤明監督の作品は、これまでいくつか拝見していますが、どれも迫力があり、そして演じられている皆さんの存在感が強くカッコいいなという印象を持っています。
そして『醉いどれ天使』の映画も、黒澤監督のこだわりがたくさん詰まっているなと感じました。撮影された時期も、描かれている時代背景もずいぶん前ですが、今観てもおしゃれで、カッコいいなと思うところが、セットや音楽、演出のあちこちにあって。本当に素敵な作品だなと思います。
私が演じるぎんは、とにかくピュアな女性です。過去の怪我で足を悪くしていたり、辛さや悩みを抱えているにも関わらず、ひたすらに松永のことを想い、彼を何とか助けたいと考えている…そんな真っ直ぐさがパワフルでカッコいいなと思うので、私もエネルギッシュに演じられたらなと思っています。
松永も闇を抱えている人ですよね…。素直に思っていることを表に出せずに、すぐ人とぶつかってしまう不器用な松永は、人間らしいなと思います。そんなところに、ぎんは惹かれたのだろうなと思います。不器用で、葛藤しながらも頑張っている松永を見守る寛大な女性を演じたいですね。
ビジュアル撮影では、(スタッフさん達のおかげで)黒澤監督の映画のモノクロの世界に入るような感覚で、ぎんの気持ちにすっと入っていくことが出来ました。浴衣の襟元に巻物をするというアイデアや、後れ毛一本一本にもこだわっていたりと、衣裳もヘアメイクも丁寧に作っていただきました。生活感が出ていて、でも品や昔っぽさもあってと、その絶妙なバランスをスタッフさんと共に表現出来たのではないかと思います。実際の舞台もきっと、こんなふうに職人の方々の技が光るものになると思いますので、今から楽しみで仕方ありません。
今回の舞台版の脚本は、登場人物それぞれの会話が人間っぽくていいなと思っています。ぎんもそうで、松永の事を想っているけれど、素直に言えなくて自分の思いを隠してわざと強いことを言ってしまったり、ちょっと嫌味を言ってみたりと…そこがかわいいんです(笑)。
今回共演する皆さんとはまだお会いしていませんが、皆さんとのお芝居が楽しみですし、熱い方々だろうなと勝手にイメージを持っているので、その熱さに負けないように、私も一生懸命ついていこうと思っています。
演出の三池さんの作品は、どれも、人間のきれいな部分だけではなく奥深いところまで描いているなという印象があります。そういう人間くさい世界観にどっぷり染まれることが楽しみです。また、以前拝見した三池さん演出の舞台は、あっという間に感じる楽しいエンターテインメントだったので、今回も素晴らしいセットや音楽、アクションで楽しませてくださると思います。それを生で感じて会場が一体になれるのが舞台の魅力だと思うので、その感動を一緒に味わえたら嬉しいです。



2021.06.28

コメント映像<高橋克典>編!




高橋克典コメント

黒澤明監督の映画は、この世界を志すからにはすべて観ておこうという思いもあって、若い頃から繰り返し観ていました。『醉いどれ天使』も何度観たかわかりません。初めて観たときはどう受け止めていいかわからないところもありましたが、年齢を経るごとに少しずつ意味がわかるようになり、染みてくるようになりました。
この作品で黒澤監督が描いているのは、戦後の人々が必死に生き抜こうとする姿です。すべてが荒れて腐ったような環境のなかでも人間の命だけは輝いていて、主人公の松永も死を間近にしながらもその存在は燦然と輝いて見える。そこに、挫折した日本人が必死に這い上がって生きようとしている姿が投影されているような気がするんです。僕自身、若さというものが過ぎ去って、次の時期を生きるようになり、そういう生きるということに対するいろんなものが肌で感じられるようになっていますから。そんなときにこのお話をいただいて、非常にやりがいを感じているんです。
真田という役も、今の自分だからやらせていただけるのではないかと、非常にうれしく光栄に思っています。真田は何層にもいろんなものを抱えている複雑な人物です。自分にもいろんな挫折がありました。ましてやコロナ禍ということもあって、今はいろんなことに直面せざるを得ません。でも、それでも生きていかなきゃいけない。ですから、自分自身を投影しながら、自分のなかにあるものを使って演じることができるのではないかと思っているんです。たとえば真田は、いつも飲んだくれていて、そこには何か理由があるとは思うんですけど、本当に医者なのかと疑うような部分もある。でも、自分で医者だと自負し、理想も持っていて、そのへんのねじれ具合なんかは自分と重なるところがあって(笑)。今から非常に愛着が湧いているんですよね。
ビジュアル撮影は、どういうふうにやろうということは自分では考えずに臨んだんです。でも、衣裳を着て、髭をつけて、カメラの前に立ったら、まったく想像していなかった、役作りの参考にしたくなるような部分が自分で発見できて、今すぐ稽古に入りたい気持ちになりました。松永を演じる(桐谷)健太と一緒に撮影できたことも良かったですね。彼との対比が自然に立ち上がってきました。健太はものすごく爽やかでピュアな青年。松永という役も、純粋なものを手放さずにいるというか、この汚いものを脱ぎ去ってきれいになりたいという欲求を感じさせる人物です。ですから、健太は非常に役に合っているだろうし、松永は魅力的な役になるんじゃないかと思います。
演出の三池さんとは、『サラリーマン金太郎』の映画版でご一緒していますが、やはり、人間の生きざまをえげつない部分まで描いた刺激的な作品が魅力。最近では市川海老蔵さんと作られた六本木歌舞伎『羅生門』が非常に面白かったですが、今回は自分も三池さんの影響を受けながら一から役を作っていけるのかと、楽しみにしています。
コロナ禍で人と距離を取らなければならなくなりましたが、そうでなくても世の中は人と人が離れていっているような気がします。距離を取る良さもあるかもしれないけれども、僕はやっぱりそれでは寒い。これは、人々が体温が感じられる距離でぶつかり合い寄り添い合っていく物語です。ぜひ温まりにきてください。




2021.06.14

桐谷健太コメント到着!




桐谷健太コメント

出演のお話があったときは、まず、「つながったな」と感じました。抽象的な表現でわかりづらいと思いますが、これまでの自分の思い、経験してきたこと、三池崇史監督を含め人との関係など、直感的につながった、と感じました。
黒澤明監督作品にも思い出があります。小学生の時に通っていた塾の先生がとてもいい先生で、ある日、「今日は勉強をやめてみんなで今上映している『七人の侍』を観に行こう」とおっしゃったんです。ところが僕は行けなくて、なぜ行けなかったのかは覚えていないんですけど、子ども心に、「これは絶対観ておくべきやった」とずっと引っかかっていたんです。それで後に大人になってからレンタルビデオで黒澤作品を観るようになって。どれも、その時代にしか映せない何かがあり、その時代に生きていた人たちエネルギーがあふれているすばらしい作品だなと感じていたんです。『醉いどれ天使』もまさしくそう。ですから、今回の舞台化にあたっては、そのエネルギーに負けないように、いや、むしろ超える気持ちで臨まないといけないだろうなと思っています。ちゃんと生きて帰れるのかというくらい(笑)、エネルギーを出さなければと。
松永は戦争の生き残りで、なぜ自分は生かされているのかと考え続けています。おそらく現代ではほとんどの人が、どこか生きている事は当たり前で、その上で自分がしたいことや夢は何かと悩んだりしているけれど、あの時代の人たちは生きていること自体が当たり前じゃなく、生きるために生きていたのではと感じます。1日1分1秒がものすごく濃かったのではと。そのうえ戦場で仲間が死んでいくのを目の当たりにしていれば、僕らが想像する以上のトラウマを抱えているでしょうし。だから僕自身も、いろんな方に当時の話を聞いたりしながら、松永がどう感じて生きていたのかを追求したいと思っています。つらい思いにもなるでしょうけど、自分のなかでしっかり松永を膨らませて、稽古に臨みたいですね。
三池監督は、今あるものに固執しすぎないというか、自由度の高い方です。ですから、稽古で日々変わっていく可能性は大きいだろうなと思っています。もしかしたら本番中でもガラッと変わるかもしれない。どうなっていくのか楽しみにしていますし、どうぶつかっても反応してくださる方なので、思う存分ぶつかっていくつもりです。それも、新しい桐谷健太を見せるということではなく、松永として生きて松永を野放しにするという感覚でやってみたい。共演の方とのお芝居でも変わっていくと思うので、本当に楽しみです。
お芝居のうえで最もぶつかることになるのが、真田役の高橋克典さんです。お芝居で絡むのは初めてですが、一緒にお食事をしたり何度かお目にかかっていて、やさしい笑顔の方だという印象が強いので、ぶっきらぼうで口は悪いけれども実は情が深い真田に、すごくシンクロするなと思っています。松永としてはそこに飛び込んでいきたいけどいけなかったり、飛び込んでみたもののやっぱり出ていかざるを得なくなったりするので、その複雑な関係を、高橋さんとなら面白く表現できるのではないかと思っています。
舞台版の脚本は映画では描かれていない部分まで書かれていて、映画の答え合わせをしてくれているように思います。といっても、押しつけがましい答えではなく、観た人それぞれに感じ方が違って、すっと染み込んでくるようなものになっています。それが生の波動で伝わることで、劇場を出たら、空の見え方が違って見えたり誰かに会いたいと思ったり、何か変わったなと思ってもらえるはず。そのことをお約束できるよう、僕らは惜しみなく力を出したいと思います。



2021.06.14

公演ビジュアル解禁!

公演ビジュアル解禁いたしました!
2021.04.01

新キャスト発表!!

2021年9月に明治座、10月に新歌舞伎座にて上演いたします舞台『醉いどれ天使』。この度、新キャストが決定いたしました!
2021.03.17

『醉いどれ天使』上演決定!

黒澤明の日本映画史に残る伝説の作品が、豪華スタッフ・キャストが集い舞台化!!