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2005年9月公演 浮草 人生まわり舞台/ビック・オン・ステージ

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※出演者変更のお知らせ
出演を予定しておりました中村玉緒は、体調不良により降板いたしました。
代わりまして、かとうかずこが友情出演いたします。何卒ご了承の程お願い申し上げます。

作品紹介

小津安二郎・野田高梧 シナリオより
脚本/梅林貴久生  演出/中畑八郎

出演:藤田まこと  かとうかずこ
    大山克巳  芦屋小雁  島田順司
    鴈龍太郎  竜小太郎  高松あい ほか

本公演「浮草 人生まわり舞台」は、昭和58年に名古屋で初演以来、各地で上演され、
藤田まことが好演し、昭和62年度文化庁芸術祭賞を受賞した作品です。
明治座では平成8年2月公演(旅役者駒十郎日記 人生まわり舞台)に続いての二度目
の上演となります。

《あらすじ》
戦後日本がまだ混沌としていた昭和30年代。
大衆演劇界きっての人気役者二代目嵐駒十郎(藤田まこと)とその一座は地元関西はもとより
巡業先でも大入り満員の大盛況。駒十郎は大の遊び好きで、なんと今の相手は一座の若手
女優でした。

駒十郎は過去に山陰の温泉町で出会った本間芳江との間に女の子・清子をもうけていましたが、
認知はせず、芳江に小さな食堂を持たせ年一回の巡業で立ち寄るだけの逢瀬。
駒十郎が父親だと知らされていない子供・清子は“おじちゃん”として慕っていました。

時代が変わり、社会が一気に高度成長期に向かっていく中、テレビの普及と共に映画・芝居に
翳りが見え始めると、駒十郎の人気も下降気味に――。
座員も一人減り、二人減り・・・一座は離ればなれになってしまいます。
以前の人気がなくなった駒十郎、そんな駒十郎を受け入れる芳江、そして美しい娘に成人した
清子があらたな人生を開こうとしています。