原作/伊藤大輔 脚本/古田求 演出/金子良次
出演:里見浩太朗 多岐川裕美 原田龍二
遠野凪子 横内正 淡島千景
1864(元治元)年。馬橋新太郎ら肥後の浪士たちにより、京に火を放つ大胆な計画が進めら
れていた。しかし、後に多量の武器弾薬と連判状が見つかり、計画に気づいた新撰組は浪士達を
追いつめ、池田屋にて激しい斬り合いとなる。近藤に切り下げられた新太郎。
倒れ様に懐から花かんざしがこぼれ落ちる。新太郎は愛する娘にこのかんざしを届けてほしいと
震える手で近藤に差し出し、つに息絶えた・・・。
新太郎から託された花かんざしが近藤の心情につきささる。父としての新太郎の思いを伝えるべく、
意を決して妻・類と娘・小糸の元に向かう近藤だが──。
池田屋事件を背景に、勇敢かつ人情味溢れる近藤勇の人物像を描いた物語が、明治座7月公演に再登場!
構成・演出/風間太郎 演出/片山鉱二