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2005年3月公演 日本橋物語Ⅱ 恋しぐれ

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作品紹介

脚本・演出/ジェームス三木

大正時代、一人の女性作家が華々しくデビューしました。彼女の名は長谷川時雨。
東京は日本橋生まれの江戸っ子気質。女性として初の歌舞伎脚本を書き文壇で
活躍する一方、12歳年下の無名作家・三上於菟吉と生活を共にしながら、彼が
流行作家となる支えとなり続けます。
昭和初期には女性のための雑誌『女人藝術』を創刊し、数多くの女性作家たちを
支援・育成。あまたの作家たちの憧れとなりました。しかし常にまっすぐ前を
向いて歩き続けた時雨にも若い夫・於菟吉の女性関係に悩む、年上の妻ゆえの
苦しみもあったのです。

主演は2005年に芸能生活45周年を迎える三田佳子。華やかで凛とした舞台姿、
熱心で一途な演技が魅力です。
2003年9月「浪漫喜劇・日本橋物語」で初めて明治座に主演、日本橋を舞台に
数奇な運命に翻弄されながらもしっかり生き抜く女「すず」に扮し、その高い
演技力を評価されると共に、劇中で手品や漫才にも挑戦し話題となりました。
今回は明治から昭和にかけて活躍した女性作家「長谷川時雨」役に初挑戦。
ドラマティックなその生涯を体当たりで演じます。脚本は人気脚本家ジェームス
三木が新たに書き下ろし演出もつとめます。共演は榎木孝明、水谷八重子ら
ベテランの実力派俳優が揃いました。

どうぞお見逃しなく!