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2005年2月公演 川中美幸特別公演 引越大名/オンステージ

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作品紹介


作/宮川一郎  「徳川おんな絵巻」より
脚本・演出/山田孝行
出演:川中美幸
    川﨑麻世・東てる美・宮園純子・青山良彦・車だん吉
    森奈みはる・丹羽貞仁・内田勝正 ほか


構成・演出/福家菊雄


大名家の国替(引越)という困難を明るく乗り越えるしっかり者のお松を川中美幸が熱演!
そして第二部の「人・うた・心」では、1月に発売予定の新曲をはじめ、ヒット曲の数々を
熱唱いたします。もちろん笑いと感動で幸せいっぱい夢いっぱいな美幸トークにも、乞うご期待!

《引越大名 あらすじ》
“お松ちゃん”こと平山松(川中美幸)は女だてらに小太刀の小天狗と騒がれるほどの剣術の腕前。
貧乏暮らしだが、反物の下絵を描き両親と共に明るく暮らしていた。
ある日、お松は姫路藩の殿様・松平直矩と出会い、江戸屋敷へ召し抱えられた。だが、直矩は
越後村上への国替を申し付けられていた。度重なる国替が藩の財政を圧迫していた。
お松は蘇芳の幹の皮を使った”蘇芳染め”による立て直しを申し出る。蘇芳染めは人気を呼び、
藩の財政も潤った。

ところが、またもや幕府から国替が命じられた。大名の淘汰を目論む幕府の度重なる仕打ちにも、
お松は機転を利かせ乗り切っていく。幕府は藩の実情を探るため、公儀巡察使を送り込んだ。
実は、さらなる国替を恐れた藩の重臣は収益を偽って公儀に届けていた。
虚偽がわかればお家断絶は必至。

実情を聞いたお松は「この一件、私にお任せ下さい」と、闘志を燃やすのだった。そして――。