明治座さんで私のオリジナル作品を上演するのはこれが初になります。
それが嬉しくて、ついうっかり「鹿鳴館モノを書きます」と口を滑らせ、
付け焼き刃で本を30冊も読むはめになりました。
おかげで面白いエピソードをいっぱい集めることができました。
あと分かったことは、明治初期はとんでもなく「いい加減な」時代なのでした。
だから、この時代を生き抜いた人たちは皆、魅力的で骨太で逞しく、
現代人よりもきっと濃い時間を過ごしていたのだと想像します。
そんな明治人たちが織りなす、笑いと恋とそして感動の物語。
鹿鳴館や実在の人物の裏事情をたっぷり盛り込んで、
新春から多いに楽しんでいただく所存です。ぜひ、ご期待ください。