平成時代

11平成の明治座

明治座は、過去5回の災害・焼失を経験したことから、防災・防火に対する設備の充実した最新鋭の劇場に生まれ変わることが悲願でした。
昭和の明治座は、平成2年(1990年)6月28日の高橋英樹特別公演をもって閉場、明治座は解体され、新しい21世紀に向けた明治座として生まれ変わることとなります。
新しい明治座は、18階建てのオフィスビルの中核に位置する形で、平成5年(1993)3月2日に初日の幕を開けました。
現在、皆様に親しんでいただいております新しい明治座は、歌舞伎からミュージカルまで上演できる設備を持った多彩な劇場であるとともに、日本で初めての純鉄骨造の本格的な劇場で、特別施設として屋上にヘリポート、地下には警察や消防との連絡用特別無線装置を設置しており、ご来場の皆様に安心して、くつろいでお芝居をお楽しみいただけるよう、いかなる非常災害にも対応できるようになっています。

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